書評:おすすめ本は本当にいいんだとわかった話。

ベストセラーにもなっていて、

いろんなブロガーさんたちも紹介している本を読んでみたら、

おすすめ本は本当にいいとあたりに気がつきました。

 

書評:堀江貴文さん・ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく 

 

“誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。”
堀江貴文 『ゼロ』より。


私は元来羽がティンブな性質を強く持ってきました。
10年くらい経って、とても楽観的でポジティブな性格に転向してきたのですが、
それでも失敗することは、マイナスになることで、
築いてきた信用をゼロにするだけでなく、
マイナスになるから失敗なのだとばかり思っていたので、
内表紙の内側のキャッチコピーにはショックが走りました。

でも、それがゼロかマイナスなのか、
そもそも失敗をしでかしたバカならば、わかるわけないじゃないか。
ならば、少しでもプラスなゼロだと考えよう。

そして、いつも壊して、立て直して、だけど私はその分知っています。ゼロから始まるワクワク感を。
だからこそ、ゼロを感じたくて失敗を繰り返すのかもしれません。

“失敗して失うものなんて、たかが知れている。
なによりも危険なのは、失うことを怖れるあまり、
一歩も前に踏み出せなくなることだ。”

“ゼロの自分に、イチを足そう。
掛け算を目指さず、足し算から始めよう。
僕は働くことを通じて、自分に足し算していった。”


“経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていくのである”

自らの足で歩いた距離や経験が、さらに長い時間や距離に歩みを進めることを、導いてくれるように、
経験は積めば積むだけ自らの糧となり、さらに遠くの場所へ連れて行ってくれます。

カミーノで1/3を歩いたブルゴスまでたどり着いたとき私は涙しました。
それまでに長距離を歩く経験がなかったので、
ゴールまでの800kmが自らの足でも歩ききることのできる確実なゴールだと実感をすることがなかったから。
しかし、1/3の距離を歩ききったという経験値は、さらにその先を達成可能なものとしてくれる実感でもありました。
千里の道も一歩から。そう、こつこつと歩みを止めることさえなければ、達成できないことはないのだと。


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“人生の中で、仕事はもっとも多くの時間を投じるもののひとつだ。そこを我慢の時間にしてしまうのは、どう考えても間違っている。”

働くとは、何なのか?

我慢が全くない仕事をするのが、ゴールということではないと思う。
個人事業主にしても、チームという形で会社に属しても、我慢がないということはないと思う。

そもそも、会社か個人かという線引きについては、
正直なところ「誰とチームを組むか」であり、会社に属するということは「チームがわりと固定である」ということと、
やりたいことが一緒だったり、利害が一致するなら一緒にやろうよ。と、決めただけに過ぎないです。
個人で仕事をしても、固定の会社から仕事をもらうこと、この仕事はこの人にというチームはあるだろうし、
意思決定においてもそれぞれの意見の折り合いをつけたりして進むわけで、
フリーランス」というのは「わたくしブランドでございます」という強烈な印象を残すための看板でしかないと。

“多くのビジネスマンは自らの「労働」をお金に変えているのではなく、そこに費やす「時間」をお金に変えているのだ。”

私は20%の努力で80%の成果を生み出すことを目標にしているので、極論人生の20%の時間で生活に最低限必要な収入を得られる仕組みが作れればと思っている。
仕事にしても段取り8分で、仕組みを作って教えればあとは、他の人の時間がそれを実行してくれる。
そして、自らは余裕の時間を持ったり、考えることを優先したし、次の段取りを組むことに集中することで、自らが動かずとも価値を生み出す。


”自らの大切な「時間」を差し出すことによって、やる気や頑張りをアピールし、給与をもらっている。”

これをよしとする会社を恥ずかしいと思う。
堀江さんもそのあとに記すように時間は皆平等で1日一人24時間。
そして、残業に費やされた時間はプライベートの時間が削られるというアンバランスしか生み出さない。

時間ではなく、成果、価値を生むことで会社に貢献する。
それには、コスト的には自分の月収の3倍の額を実際に会社で生むだけの仕事つくり、稼ぐこと。
私とってのそれは、会社が継続収入を生むためのビジネスのシステムを構築すること。

働く意味はなにか?
その問いに対する答えは、「仕組みを作る過程を楽しむこと」で、「人生そのものも楽しむこと」ができるから。
ゲストが宿泊する部屋であれ、野菜であれ、旅行者に笑顔をや思い出を提供するサービスであれ、なんらかのものや感情を「生産する」ことが「楽しい」から。

この本が本質をついていて、まんなかどストライクに響くのは、
数々の自己啓発本で繰り返し説かれてきたことと同じでも、具体的な指南書になっているから。

例えば、物事を楽しむには>「没頭するために自らルールをつくりだすこと」である。
それは自らの仕事をコントロールできると楽しくて、人にあたえられたスケジュールでは楽しさはない。
それを経験してきていると、どこか頷けるはずで、
小学校からの堀江さんのエピソードがそう言った解いていることの根拠としてとても説得力があるのだ。

地球一周をした旅人たちがゴールを見ていたら今を楽しめないのと同様で、
1日1日の小さなゴールを設定してそしてそれをマイルールのゲームにして、楽しむこと。
それこそが、いい人生を送るために唯一やればいいことなのだ。

できない理由を考えてネガティブなことを考えてする得は一つもない。
だから、できない理由を考えることは言い訳でしかないし、できるのだ。


10年先の未来がどうなっているか、考えるよりも、
20歳と今の自分を比べてみたら、日々集中していたらよかったんだな、と思えるなら、
毎日を1+1+1・・・と続けていくだけ。