宿泊業の始まりを知る。

民泊に関わる過程でjasminの事務総長さんのセミナー講話を聞くチャンスがあり、さらに面白い方だな~と思って、その方の運営されている 宿活.com というサイトを拝見した。宿泊業という業界に対する情熱を感じたし、その中でこんな歴史に基づく 宿業の発展の話に触れることができた。

 

http://www.yadokatsu.com/message.html

 

2018年8月のカミーノ、スペイン900kmの歩き旅のおかげでどうやって道はつながり、街は1000年の昔から発展を続け、文化が交流し、そして今の私たちの暮らしが築かれてきたのかという一本道を感じたこと。そして、その背景にある歴史の面白さにふれて、中山道など宿場の並ぶ道を兼ねてから歩きたいなと考えていた。

 

ここ日本においても、まず徒歩旅を支える宿泊施設をが寺院にできたというのは、なるほどな、と思うし、また、お伊勢参りの歴史には日本人としてやはりその歴史を歩みで感じたいと思うし、今こそ「観光」という言葉が主力ではあるけれど、「物見遊山」という言葉には旅がそこにまた帰還していくスタイルのようなものを感じた。

 

恥ずかしながら、いろいろな業種を渡ってきた身としては、宿泊業をどんな業であるかとじっくり捉えてきたことはなかった。

 

あえて、宿泊業は何かと考えればそれは、サービス業の一環であり、人の生活の根幹になくてはならないものではなく、あったらいい、や余暇にプラスされる程度のものだと考えていたので、私自身が製造業や生産業、医療のように社会的に宿泊業の地位をさほど高いものだと感じてこれていなかったのも事実である。

 

しかし、考えてみれば旅することが日常に溶け込む現代において、宿泊先はその未開の地での家(居場所・拠点)となるわけで、日々の家の役割を考えるとひとところに拠点を構えた今だからこそ、 帰る場所のあるありがたみ、また家が与えてくれる日々の休息と活力を生み出す力、それを思うと 移動が多いそんな時代だからこそ、宿泊業に求められる安らぎのつくり方を考えたいと思った。

 

場所がかわっても、それがプラスな力での働きとなり、自宅と同じようなパフォーマンスが発揮できてそして、それ以上にクリエイテブな刺激を与えられる場所を作り出すことができるように。