2017年と2018年を比べてはっとしたことがあるので記録する。
2017年は自分のために、旅と自分自身の仕事に邁進していた。
2018年は周りのため、会社のためを優先して仕事をしていたら、旅が後回しになった。
もちろんそれは、自身が選択した結果だし、
どちらも充実した時間だし、短期的な目線でどちらがいいと測るものではない。
ただ、ちょっと旅にいけてないことは「こんなはずではなかった」と思うふしがあったので、
1月に立てた12ヶ月の予定を見返してみる。
A. 仕事のスケジュール管理について
それまでも私は仕事のスケジュールはTODO 型ではなく、
タスクスケジュール落とし込み型なので、かなりコントロールフリークな方だと思う。
- 土曜日にはチームのスケジュール合わせ、
- 日曜日の夜に次の1週間の組み立てをして、
- 月曜日に社内全体の合わせ。
調整と組み立て以外の時間は業務に集中できる。
あとは、終わりが決まり、予定が抑えられ、
スケジュールに落とし込みができればすべては達成される
というプロセスに則り、予定は入るたびにその場でスケジュールに落とし込む。
1時間~3時間刻みに作業の進捗ごとに時間管理のスケジュール表を修正していく。
その時々の仕事内容に左右されるが、かれこれ7~8年はこの時間管理を続けている。
B. プライベートがそれに振り回されてはいないか?
2018年は周りのため・
会社のためを優先して仕事をしていたら、旅が後回しになった。
これが起きた背景には、
仕事とプライベート両方を同じ力み具合で継続できるほど器用でないなら、
プライベートの管理は緩く行こうと自分に甘さを出した背景があったのは間違いない。
旅は余裕と無計画さが面白さを生み出すと思うし、
1時~~でランチ! 3時~~で映画! 5時~~
なんて私生活はなるべくおくりたくない。
今日は気になってた、あのカフェと図書館で本がかりられたらいいな。
あとは、流れに任せよう。
これが休日の本分だと思う。
仕事のスケジュールが以前は1週間先、
1ヶ月先までしか埋まっていなかった昨年と比べて、
今は3~4ヶ月先までスケジュールが埋まっている。
だから、休日はさらに私生活を今まで以上に緩めたいのだ、
なんて言い訳がゆるされるということにしている。
と、まあ、こんな風に思ってはいても、
通信制の大学もはじめてレポートの提出やスクーリングもあれば、
キャリアのための資格取得の試験もあるし、
3~4ヶ月先までうまった仕事の合間で旅をいれこんでやろうと
未だに欲張っているので、
私生活でもスケジュールは必然的に組まなければいけなかった。
と気がついたのだった。
夏に誕生日があると、年間の途中で振り返りができるので、後方修正ができる。
1月に目標を立てたら、誕生日(8月)にそれを確認して年表を作って修正をする。
例えば、1月には、
「2018年を振り返り1年後の目標を、すでに達成した程で目標を書くといい」
ということで振り返り目標をたてた。
- インテリアコーディネーターの資格を取って、仕事に説得力を得た
- 経営者として成長する次の7年のステップを踏み出せた
- センスがよくなり、デザイナーとして指名で仕事を得た
- 勉強くせ・アウトプットくせがついた
- 新しいスタッフに信頼される先輩になれた
- 丁寧な暮らしでいい日常をクリエイトできた
- 細かい旅に4ついけて、大満足
この方法を取ると、最後の「旅4つ」などは、
実際になんとかその数字になるように脱出計画を立てるのだ。
実は誕生日でなくても、毎月1ヶ月の仕事の目標と私生活の目標をたてるというのは
12年ほど前からの習慣なので、1つのノートにまとまっていれば、毎月振り返るようにはなっている。
スケジュールはiPhoneとMacで管理される分、この私ノートは手書きなのがミソ。
手書きノートのいいところは、修正するときに、消しゴムではなくて、
線でクロスすることで、書き直すので、変更の跡が見えやすいことだ。
毎日とはいわなくても、毎週くらいは目を通す仕組みを作ることが大切
月末に当月を振り返り、翌月の目標を立てる
そのときに、年間予定表の進捗と達成・修正をする
(ちなみに今年は先の見通しがより必要になったので、
6月頃に翌年の大枠は追加している)
ノートを利用する仕組み作りは、
バジェットジャーナルの作り方を幾つか勉強すると、わかってくる。
可愛くすることや、日々の記録(体重とか睡眠トラッカー、休肝日とか)
でもこれらは、毎日こまめにコツコツできる人用の仕組みなので、
私の場合は、
薄い財布をもつことでレシートが入るスペースを小さくする
↓
家計簿を1日1行でつける
この方法を選んだ。
別にだからといって節約が進んだことはない。
でも、カードメインの生活の中で出費の流れはわかるので、
金銭感覚は維持できるし、
なにより目標を週に1回は見るという目的は達成してくれている。
プライベートもタスクをスケジュールに落とし込もう
実際に仕事のタスクばかりをスケジュールにいれていたら、
2017年は3月に予定していた旅を10月まで2度も延期した。
結果として、その時期だからあった出会いに感謝しているし、
そのときに優先順位を変更するのは自分自身なので後悔していない。
いつだって結果オーライなのだ。
しかし、仕事を優先しがちというのは、良くも悪くもそれが自分の癖だということだ。
次にできることは、同じ繰り返しをしないで、さらにいい結果を残すこと。
ならば、プライベートのタスクを予定に入れ始めよう。
iPhoneのスケジュールへの落とし込み
例えば、学習系のスケジュールなら
- インテリア・マンデー(インテリアコーディネーターの資格勉強は月曜日)
- ユニ・チューズデー(大学のその時の学習科目を勉強する火曜日)
など、スケジュールを毎週の繰り返しにする。
この方法については、4ヶ月やってみたけれど、
私はコツコツ系ではなくて、
毎週そのスケジュールを横目に変更を週に4回消し込み続けた。
ので、これは
- 隙間読書
- 休日図書館学習日
に置き換わっている。あとは、学習時間をトラッキングして、勉強くせをつける程度。
その他には、カレンダーを以下の項目に分けている。
- 自分の仕事
- チームの動き
- 旅
- 学習
- プライベート(家事や雑用)
- わくわく
この「わくわく」がおそらくミソだ。
「わくわく」と呼びながら、赤色にすることで、
カレンダーが赤色で埋まることを楽しみにする。
まだ始めたばかりなので、成功するかは実験中。