冬期うつ、雨の日の憂鬱と生理のときの倦怠感とイライラ。
病気だというまでの自覚はないものの、
初めの頃にこれが自然のサイクルなのだと理解できないときは、
気分のアップダウンが単純に激しい人間なのだと自己嫌悪に陥っていました。
生理の時には、必ずと言っていいほど人にイライラしてしまうし、
実際に避妊目的でピルを飲んでいた時に2年ほどの間その症状が出にくかったので、
PMSなのだな、という認識はありました。
だからと言って、あまり薬に頼りたくない。
それは体のサイクルは人間の証なのだから、
それを1ヶ月に一度ゆったりと時間を過ごす理由にしてしまって、
力まずに生きるというきっかけにしたいと思って今はあえて
服用する選択肢を取っていません。
PMSと同様に、
雨が連日続くと気分が落ち込み気味になります。
気象病などという名前もついているようで、
乗り物酔いしやすい人に起こりやすいとか、低気圧の影響なので、
耳のマッサージを解消に勧められていました。
PMSの場合はそうでもないのですが、
冬期うつにしても、雨の日の憂鬱にしても、
- 「外に出たくない」
- 「人と関わりたくない」
- 「頑張ることをしたくない」
そんな共通の感情が生まれます。
そこでさらに
「だらだら過ごす自分は悪だ」とか、
「家にいるのにたまった勉強をしないなんて」と考えだすと、
さらに嫌な気分に拍車がかかるので、
「普段しっかり休んでいないから、ここで休んだところでトントンだ」
「休む必要のある時に、体が反応してくれているのだから、素直に受け入れよう」
と考えること。
そして、数日は自分で休みがコントロールできるような
働き方や立場を得られるように、日々の生活はしっかりとすること。
調子がいい時にしっかり貯金ができて他と比較しても優れている、
波があっても評価されるような働き方を普段からしていることが前提です。
管理職として、部下の成長のために管理に専念して、
その道筋を作ってあげることに専念することも大切です。
まだ、管理職でない場合は、求められる以上の結果を先回りして、
+aで成果を上げ続けることが大切です。
そして、会社という組織の中では、
受け身に「自分はこのポジションに行きたい」と公言する人が少ないので、
公言しなくとも、自分がコレだと思うものが見つかっているなら、
その業務の割合を日々の中で多く調整すること。
特に、これといったことがない場合は、
組織のために一番求められている場所や動きを率先すること。
いかに、日々向かう方向を「意識」して進むか、
それができていれば数日のブレも遅れも、
調整できるので気を病むようなことではなくなります。
現状を素直に受け止めて、争わない。ということが大切です。
私の場合は、こう言った生活が自分の標準なので、
早くて1日。そうでなくても3・4日で外に出ようという気分に復活できます。
休んでいることは、その時どうしても会社にいう必要があれば、
体調不良ですといいますし、
私は立場的にも業務的にも今は報告しなくても自分で調整できるので、
罪悪感を感じないようにあえて公言しません。
やまない雨はないと経験から知っているし、
休養をとること社会人としてメンテナンスをする必須項目なのです。
それでも、できる範囲で取り入れること
- 本を読む
- 文章を書いて胸のうちを整理する
非アクティブに見える行動も、アウトプットを伴うこともありますし、
れっきとしたストレス発散です。
意識をしなくとも、本を読むインプットと、
書く場所も私的なジャーナルの整理や日記だけでなく、
ブログにすることでしっかりそれが実は糧になります。
- たまった洗濯物を片付ける
- 家の中の掃除をする(ちょっとした部分の雑巾かけ程度)
- アイロンかけ
- 穴の空いた靴下の補修や毛玉とり
- 靴磨き
身の回りを整理することで、気持ちが晴れます。
- 普段はつけない蛍光色の明かりの下で過ごす
- ホットコーヒーを飲む、暖かいお茶を入れる
明かりはセロトニンの関係で。
体に実際刺激を与えることをすることもします。
以下はハードルが高いので、やりません。
- 入浴する
- 家中を掃除する(掃除機をかける)
- ストレッチする
- お散歩に行く
- 無理に勉強する
以下は、罪悪感がわきそうだけど、思い切って罪悪感を無視してやること。
- 携帯電話はフライトモードにする
- 映画・ドラマを見る
- ネットサーフィンをする
- いつもより、長く布団の中にいる
目的は、気持ちが晴れた時に通常の生活リズムに戻ることなので、
それが必要と判断されることならなんだってしてもいいのです。
そして、私は 生理の時、雨の日があまりにも続いた時、
晴れ間の少ない冬場など、おそらく3ヶ月に1回の周期くらいでこれにやられます。
ですが、
普段の成果の貯蓄と頑張りのバランス、
休日の消化などを考慮すると休むくらいがちょうど良いので、
「なるようにできている」という気の持ちようがなにより大切なのでしょう。