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【ネタバレなし】映画レビュー:きいろいゾウ

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ぼんやりあらすじ

 

近くに住む小学生とか認知症の奥さんを持つご夫婦とか、つまとむこさんの周りにいる人たちを通して描かれる田舎に暮らす普通の人たちの感情と物語。

 

健やかなる時も病める時も、結婚てどんな感じなんだろう?とわからない人間に想像をさせてくれるお話でした。

 

会話が可愛らしい映画

 

「スムーズ」ってどういう意味?

 

「素直にするすると」ということです。

 

そんなゆったりとした会話がとても自然でした。

 

つまは、犬とか、植物とお話ができたりとかファンタジーな人なんだけど、それがすごーく自然で人が動物や植物とお話できるのが当たり前のことのように描かれていました。

 

つまはいきなり「婿さんは、人の話を聞かない!」って車の中で泣き出すし、蜂にさされても子供のように泣きわめくし、感情がとても素直に出てくる人だ。結婚して子供もまだいなくて、特にこれといって仕事に打ち込んでるわけでもない、そんな女性ってこんなにも幼いの?ってびっくりしてしまった。

 

人の感情って、こんなに毎日動いてるっけ?とくるくる変わるつまの感情に対して思ったんだけど、都会にすんで仕事をしている中では感情ってあまり動かないものなのかも、と思った。ゆったりとぼんやりできる時間だから、考え事をして、感情が揺れ動くという当たり前に気がつかせてくれる。プライベート時間てそういうものである、というか。

 

これって、実はまだ結婚生活が始まっていないシングル世代や一人暮らしをしている人間にはない感情のように思えました。

 

現代30代子ナシ夫婦のリアル

 

後半に行くにつれて、幸せに見えたつまとむこさんの暮らしの裏にある暗~い部分とかが見えてくるので、途中ちょっと目を背けたくなりました。でも、そんなに生活ってドロドロした部分があったかなぁってやっぱり考えさせられるのですが、それって「人と人との関わりがあるところには、そんなドラマがある」というのが答えなのではないでしょうか。

 

人と触れ合わずに生活していたら、いいことも振れ幅は小さいけれど、悪いことの振れ幅も起きようがないというのか。

 

結婚したら、二人はあくまでも他人だけど、やっぱり一つの答えというか中間地点での折り合いをつけることに変わりはないわけで、結婚している=それが上手に出来ているなんてことでは決してないと思う。

 

30代前半とかの新米夫婦ってこういう物語を紡ぐ世代なのねって思ったんだけど、とても現代的な夫婦のあり方を描いている作品なのかなと思いました。

 

三重の田舎の古民家に暮らす二人なんだけど、和室の襖のリメイクが継接ぎだったり、屋根裏みたいなところが寝室になって蚊帳を使って寝ていたり、家庭菜園でトマトつくってたり、軽トラック乗ってたり。田舎の古民家に移住する人とかってこんな可愛い暮らしをしているの?!ってふわふわしました。そんな暮らしをはじめたら、きっとつまみたいな能力者じゃなくても、植物や動物とお話できるようになる気がするのです。

 

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毎度、Amazon Prime で映画レビュー書いてます。