数年前から映画並みにドラマのクオリティが上がっています。配信系会社が制作もするオリジナル作品に強いNetflixもその走りで、アダム・サンドラーはここ数年の新作をNetflixでばかり発表していたり、ついにアカデミー賞も受賞対象にしたり、一昔前の日本でいう「映画=ハイランク、ドラマ=チープ」という線引きはもうできなくなってきました。
それは、映画を見る量よりもドラマを見る量が増えて、みなさんの生活の中にもリアルに結果として出ていると思います。
10年前までの海外ドラマといえば、SFはクオリティが低いし、俳優のランクの映画より格下だし、いかにもセットでとってま~す感丸出しのチープだけど、おもしろいでしょ。っていう世界でした。シットコムなんて、吉本新喜劇みたいなものですしね。
気がつけば、ここ数年、海外ドラマのクオリティが上がったおかげもありいろいろな作品をシリーズで追いかけるようになりました。
そして、はまるとお気に入りのキャラクターができたり、映画よりもシーズンを振り返ってみたりと実は海外ドラマは映画以上に楽しめます。
ということで、ここ数年でハマった海外ドラマを紹介します!
シリコンバレー
Googleをモデルにしたとされる、HooliというIT大手企業やスタートアップでのし上がっていくパイドパイパーという会社のメンバーを中心としたシリコンバレーを舞台にしたコメディです。オタク系海外ドラマとしては「ビッグバン★セオリー」もありますが、私にはラブコメを主軸に置いたあのドラマの面白さがわかりませんでした。ストーリー展開がビジネスの世界を描いているので、「シリコンバレー」の方がしっかりしています。脇役達の会話の掛け合いやジョークのセンスもシリコンバレーの方が高いです。現在進行形で、Amazon Primeで見ています。
ゲーム・オブ・スローンズ
原作ファンタジー小説、『氷と炎の歌』に基づいた中世ヨーロッパ×ファンタジーの国取物語・大河系ドラマです。ドラゴンが出てきたり、宮廷系のお役人達がどの王様につくか、政治の裏があったりという、ジ・王道な欧米系大河ドラマではないでしょうか。CGとか、戦闘シーンとかのクオリティがめちゃ高いです。あとは、いろんな人のエピソードが1時間1時間に凝縮されているので、とても濃密です。若手の成長が時系列で終えるので、それを見守る楽しさもあります。ただ、1本1時間なので、かなり集中してみないと疲れますし、ついていけなくなります。
グリー/glee
サウンドトラックで日本のハモネプ並みに一大旋風を起こしたミュージカル・コメディのgleeでございます。オハイオ州のグリー部(歌って踊る合唱部)の成長学園ドラマです。やっぱり、男女思春期入り乱れてくっついたり離れたりは王道アメリカのラブ・コメディなのですが、その中でもゲイとか、マイノリティに対する描写で今の時代を描く作品でいた。ケイティ・ペリーとか、オリジナルよりもずっと素敵な楽曲があったり、ミュージカルのクオリティがドラマのものではありませんでした。70・80年代の楽曲が新しい目線で改めて紹介されたり、私はロッキー・ホラー・ショーの存在をこの作品を通して知りました。そんな舞台芸術にたいするオマージュ的な要素も素敵な作品です。
ママと恋に落ちるまで/ How I met your mother
フレンズに続く、シットコムの王道でしょうか。キャラクターごとに定番のセリフがあったり、おきまりの店・家でのたわいのないエピソードに男女キャラの恋愛が交錯する様子なんて、やっぱりフレンズですね。さすがに20年フレンズを見ると古くなってしまっている部分が多々あるので、この作品ももうそれなりに古いのですが、とっても見やすいし、すでに全エピソード終わっているので、一気見したい!という人にオススメです。昨年どハマりした時に、Hulu Hulu で一気見をしました。
まとめ
フレンズ、愉快なシーバー家、フルハウスと90年代以前に子供の頃見た海外ドラマはファミリーものが中心でした。そのあと、SATC、The OCとちょっと大人の女性向けに発展した・・・。というのが30代の女性の海外ドラマラインなのかな、と 笑
ご覧の通り、法廷ものと刑事ものは疎いオススメですが、海外ドラマはライトにぼへ~~っと観れるのがいいよね☆という方向けのオススメでした~。