札幌カフェブームの火付け役と言われるファブ カフェ。
壁には、1999の文字があった。20周年なんですね。
狸小路のはずれからも、歩いて行ける距離で、古書店やら、個人商店やらが楽しいエリアにあります。
個人的には、円山より、創成川よりこの西の狸小路はずれエリアは面白い店が集まっています。
店内入口は小さいけれど、店内は想像以上に広かったです。
七人が一堂に会せる大きめの席があり、奥行きのある店内は白と茶で統一され、オープンなキッチンがあります。
食事でカフェ利用したい派からすると、三時ギリギリまで、ランチオーダーを取ってくれるお店って実は少ないんですよね。
日替わりのパスタランチが三種に、サンドイッチランチが一種ありました。
パスタ大盛りもえらべたけど、一人前がしっかりしてました。
バケット一切れに、サラダがついて、ドリンクで税込850円なので、お安くもあります。
紅茶は、ダージリンでした。
セットドリンクの紅茶って、期待できない店が多いのですが、ここの紅茶はしっかりしていて美味しかったです。
店内の中央に書棚があって、そこに寺山修司氏の秘書だった田中未知さんという方の 質問 というほんがあった。
分厚さに、おやっとしながらもめくると、色々な問いかけが書かれている本だった。
いきなり開いたのはこちら。
透明人間になったら。。。。。
物事の裏舞台が見たいです。
アイデアが生まれる前の討論の場面とか、飲食店なら、立ち入れないキッチンの奥の方とか、誰かが家で策を練っている書斎とか。
同業他社の内側の仕事ぶりも勉強したい、と思ったけれど、概してこっそり見させていただく行為というのは、スパイ願望というのでしょうか。
二問目はこちら。
んー。。。十時間くらい?
家で、風邪とかをひいて、三日こもったりとかはあるけれど、一人で家にこもると明らかに精神を病んでいくので、集中していられるのは、十時間が限界だと思います。
五時間で空気の入れ替え条件付きで。
じっとしていられない性分なのかしら。
こんな、質問を誰かと休日にゆったり、 掛け合いたいな。
最後はこちら。
ぐふっ。。。これ、男性に向けたら、卑猥にも、ワイルドにも、なるよ?
というのが、真っ先に浮かぶなんて、ピュアじゃない証拠だなぁ。。
旅先のどこかに落書きをしてきたり、地下鉄の一日乗車券を切符売り場の手前においてきたり、リュックのポケットから、ぬいぐるみペンケースの顔をチラ見せしてみたり、そんな クスりの種を蒔いてます。
種なんて、一万蒔いて、一つ育つくらいの気持ちでたっくさん、蒔いたらいいのだ。
ちなみにこの本、日本語と英語の質問がそれぞれに365あったので、二年間楽しめる本になってました。
こういうゆっくり楽しめる本が好きです。質問も、一期一会。
また読みに来れますように。