destiny is matter of choice

日々のこと、旅のこと。徒然なるままに。

エッセイ:◯◯は、いらない。

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電気ケトルが壊れました。

 

ニトリで3年前に購入した2000円の電気ケトル

 

湯沸しのスピードもそれなりに早くヘビロテしていたのですが、先日下から水漏れが発覚。

 

何度かぶつけていたので、それがよくなかったのか・・・。

 

重宝していたのですが、いい電気ケトルに買い換えるようか、悩んですぐに買わずに小手鍋でお湯を沸かしてコーヒーをいれたりして生活していました。

 

専用用途のものは、いらない。

 

慣れると鍋にお湯をいれてクッキングヒーターの電源を入れるのも、電気ケトルにお湯をいれて電源をいれるのも、同じことだと気がつきます。

 

電気ケトルが置いてあったカウンタースペースがあいて、すっきりしました。

 

電気ケトルは毎日のコーヒーとお茶を入れるために必須だと思っていたけど、なくなったら、鍋はお湯を出したらあとは自然乾燥にしておくし、ケトルと手間が何も変わらない。

 

ミニマリストを名乗る程でもない、ミニマリズム

 

本が好き、服が好き。好きなものは思いきり手元に置いて、余計なものは持たない。

 

その、余計なものはその人それぞれの物差しによって全然違っていいのです。

 

今、活用できているものを無理に捨てようとは思わないけれど、旅立つ日が来たら、次は今入るスタメンのフル活用で生活を回してみる。

 

家の中をぐるりとみまわしてみると結構そんなものがいる気がします。

 

洗濯洗剤は、いらない。

 

おうちの洗剤には、セスキソーダを粉で持っているのですが、セスキは洗濯洗剤にも使えることを知りませんでした。

 

お洋服の洗剤がなくなったら、一度買わずに過ごしてみようかと思います。

 

バスタオルは、いらない。

 

2年使い倒したバスタオルがクタクタになってしまったので、代わりに買ったのは4枚のフェイスタオル。2枚あれば、体を拭いてしっかりと髪の毛をタオルドライもできるし、洗濯ものも減りました。

 

流行りのカバンは、いらない。

 

愛用しているのは、もうポケットにちょっと穴があいたバックパック。昔登山用にかったものなのだけど、背負い心地と使い勝手がよくて、おしゃれじゃなくてもこれに変わる相棒を探そうと思わない。

 

30代中頃になって、ようやく20代の中頃から自分のお給料で買いためてきた愛着のスタメン一号たちも10年選手になってくること。

 

買った頃に、長いおつき合いを見据えていたものから、そうじゃないものまであります。

 

ファッションは5年もすれば、似合うものも変わってくるし年相応に楽しみたいから、長いつき合いのものにはまだ出会えていない。

 

ただ、下着やジーンズやTシャツ、靴はリピートする愛着ものはいます。

 

すぐにさよならするものは、いらない。

 

また10年先にも、相棒と思えるような道具や好きなものに囲まれて生活していたいな~と思うと、壊れたから、じゃ~あほい。という買い物を控えてみようと思います。

 

心から欲しくないものは、いらない。

 

今自分の周りを見回してみて、ふと机の上にいつもあるペンケースに目が留まりました。

 

魔女の宅急便のジジのペンケース。小ぶりで、長いものを入れれてないなどものすごく使い勝手がいいわけではないのだけれど、購入当時にアルバイトの給与ではちょっと負担が大きくて、半年近く欲しくて欲しくて買いたい気持ちを募らせていたもの。

 

結果、誰かに買ってもらうでもなく、思い切って買ったのだけれど、目がとれても直して、毛玉ができては毛づくろいをして、ついにヒゲがくたびれてきているのだけれど、あと5年先も一緒にいたいと思う。

 

買ったときのことを思い出しても、ずーっとほしかったときの手に入る前の気持ちを覚えています。

 

本当に好きなものに「だけ」、囲まれてみる。

 

好きなものに囲まれても、好きなもの「だけ」でなければ、感じられるちょっと幸せが小さい気がする。