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【旅日記】東海道五十三次:歩き旅:16日目

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東海道五十三次

2020年1月25日 土曜日

東海道通算16日目

 

本日のルート

四日市~10.7~石薬師~2.7~庄野~7.8~亀井~5.8~関 27km

本日の歩行数:41,595歩

江戸日本橋から通算396kmくらい

 

本日の宿:ゲストハウス石垣屋 3500円

 

有松のゲストハウスMADOでおいていたむうさんの本で見つけた石垣屋に泊まることを楽しみにしながら、道中を進む。

 

土曜日ということもあり、四日市のはずれの伊勢路との追分で、毎年1~2月に週末2回をつかって、四日市の自宅から伊勢路を歩いてきたというおじさんとおしゃべりする。そのあとも、阪急交通の団体の東海道を逆打ちするツアー3組や、個人で20L程度のリュックで歩く40代男性ソロ3組ほどとすれ違った。反対方向の人には会うけれど、同方向の通しにはついに合わない。今日は距離が短いこともあり、寄り道を楽しみながら、進んだ。かめやま付近で猿が民家の屋根の上を闊歩する姿を3匹ほど見かけた。また、かめやまの古民家で立ち寄った時に、おじさんが教えてくれたのだが、かめやまでは東海道を矢印ではなく、路そのものに茶色や黄色の色をつけることで歩く方向をわかりやすくしてくれていた。

 

関は期待をしていなかったのだけれど、今までの宿場の中で一番に状態が良く、長く続き、また景観を維持するために電柱をおいていなかったり、美しい街並みだった。出会いと再会があったことも、一番美しい宿場市としても、関が一番好きだっと思った。大阪や名古屋から日帰りの旅行者も見える。お土産さんで一緒になった大阪のおばさんに、ここにはまだ外国人が入っていないと言ったけど、京都から観光バスが名古屋方面にゆくとちょうど中間地点にあるということで、中国の団体客が小休憩に寄ったりする町だという。

 

石垣屋は想像以上に暖かい場所だった。夜宴会を心配していたのだけど、0:30に就寝すると他のみんなも早めに床についてくれた。

 

石垣屋は40代前半の昔日本中を旅したタクさんの宿。常連で昔2年ここに住んでいたガンジーがいた。ワーゲンでスーパーまで行って、シェア飯をした。ラーメンサラダに、きんぴら、豚汁、イカサラダと久しぶりにたくさん料理を作って、楽しかった。一緒にみんなでご飯を作って食べるとすごく仲良くなるのが早い。

 

もう一人の常連、部長と旭川出身でゲストハウスデビューの同級生、ピュアな車乗りのちゃおずと旅人ネーム溢れるメンバーと一緒にたくさん笑った夜だった。メキシコ、キューバあたり、こんな日本人との旅人との交流が楽しかったな。カミーノはそれの国際版だったから、楽しいな。と思い出した夜だった。東海道を歩いた部長、株で日本1周をしたガンジー、息子の就学前にワーゲンで北海道中をキャンプしてまわったタクさん。価値観が一緒の人の中に久しぶりに身をおいて、翌朝にはケンさんにみんなと仲良くなって驚かれたけど、ここは雪月花廊みたいなばしょだったといえば、それだけで説明がつくだろう。 お酒も飲んだ、夜更かしもした、シャワーも入れないくらいみんなと語らったけど、そんな1日も必要だ。焦る必要はなにもない。本当にやりたいことを、ワクワクすることを、着実にやればいい。

 

Aさん見たいな生き方を私もできる。