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【旅日記】東海道五十三次:歩き旅:11日目

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東海道五十三次

 

2020年1月20日 月曜日 現在進行中!!

東海道通算11日目 掛川宿~浜松宿

晴れ 14度~3度

7:30~16:00

 

 

本日のルート

 

No.26 掛川宿~9.5km~No.27 袋井宿~5.8km~No.28 見付宿~16.4km~No.29 浜松宿 total 31.7km

 

 

本日の歩行数:47,167歩 

江戸日本橋から通算262kmくらい

 

本日の宿:セレクトイン浜松駅前

>>宿泊レポートはこちら

 

旅の思い出

 

今日も快晴。ホテルは朝食があったのだけれど、パンだったので、自分のサラダとわかめスープだけにして、早々に出発した。

 

数日前に岡部宿の方に聞いた「静岡西部のからっ風」が1日中、向かい風で吹いていた。

 

このあたりは、分岐について、旧東海道を探すときに、松並木がのこっているかという基準で道探しをするとわかりやすい。

 

袋井宿は、江戸日本橋京都三条大橋のちょうど中間地点。昔の人は東海道を15日程度で歩いたというけれど、私はここまででもう11日歩いている。

 

それでも、1日平均30kmペースは、個人的には早い方。スペインでカミーノを歩いた時は、人とお話をしたりしながら歩くことも多かったし、休憩の旅に誰か彼かといたので、1日25kmのスピードだった。

 

東海道を歩き始めてから、実は通し歩きをしている方にまだ一度もお目にかかっていない。それだけ、日本が長期で休みを取りにくい国、ということもあるのだろうか。

 

見付宿は、磐田市ということもあって、商店街にはジュビロ磐田のフラッグがず~っと続いていた。ここで、地元のスポーツショップで、磨り減ってきていたインソールを交換した。

 

スペインで買ってお気に入りだったインソールも磨耗がはげしくなってきて、かかとが痛み出してきたので、ここでお役ご免だ。見付の個人商店は心なしか、~~屋という昔のような屋号を残したお店が多く残っていた。シャッター商店街をここまで多く歩いてきたが、まだ道幅が広いせいか、元気さが残る商店街だった。

 

姫路道への分岐を横目に、本線東海道を進む。

今日は特に途中食事以外の立ち寄りもしなかったので、淡々とした1日だった。

 

それにしても、出発から14時くらいまで、ずっと同じことを考えていた。今思うと、そこまで考えても自分で答えが出ないことは、相手のあることだから、もう考えすぎても仕方がないな、と思う。

 

だけれど、こんなにも自分のことでなくて、特定の誰かのことを、長い時間考えたことなんて、今までなかったな、と思った。それは、フルタイムでお勤めの仕事をしているとき、恋愛がスムーズなとき、他にも夢中なことがあるときは、それぞれの「今」に集中していたから、そこまでの時間もかけていなかったのだと思う。

 

自転車旅のときは、正直、体力がきつすぎて、坂に入ると登りも下りもそのことだけに集中しっぱなしになる。なので、ちょっとぼ~~っとしていても、道を間違わないスピードだったり、歩くこと自体はさほど辛くないので、歩くと必然的にやることは考えるだけ、だったりする。

 

それが歩き旅のいいところでもあるのだけれど、「考える」という行為は、相手には届かないので、想いというのは相手に伝わってなんぼなのだな、と思った。

 

日本で仕事をしていて、想いを伝え合える時間は、日常の中にどれだけあるのだろう。職場でのミスコミュニケーションや、恋人や友人、家族とのすれ違い。それは、どれも十分に理解しあえる時間を費やせていないからのような気がする。誤解されたままだな、ということを考えていたのだけれど、短時間で理解しあえるテクニックも必要なのだろうけれど、誤解されないだけの時間を相手と費やしていないからそれはおこることなのだ。どうやって、その時間をつくってもらえるだろうか。

 

 

でも、考えないようにして他のことを考えようとしても、集中できないだろうから、と開き直って考えたいうちはじっくり考えるようにもした。

 

 

ここまでで、折り返し地点ということもあり、山と渓谷社の「ちゃんと歩ける東海道五十三次」の上巻、東がおわった。旧道地図としては、現在刊行されているなかでは、一番の本だと思う。

 

私にとっては、残念ながら、旧道しか色がつけられていないので、国道との接点がわかりにくかった。よって、現在地を見るのには、Google mapに頼ることが多かった。 西の下巻は買わずに、このままガイドブックとGoogle mapだけでこの先は歩いてみようと思う。

 

明日も晴れ。

 

勤めていたときに取ったチケットは、ここでまた分断になる予定だった。通しだから、じっくり向き合えることがある。今何か答えがあるわけではないけれど、「通しで歩ききった」という達成感や自分を肯定してあげるための結果、そして実績が必要だと思うから、一歩一歩前に進んでいる。きっと、今やっていることの意味は終わってすぐに分かることではない。終わって振り返った先に、またわかることなのだろう。

 

そんな簡単に答えや成果がつかめてしまったら、何も面白くない。

 

ただ、実直に淡々と作業をこなす、そんな日が、明日を作ることだけを信じている。