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【ネタバレなし】ドラマレビュー:昼のセント酒:小さな幸せの見つけ方。

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幸せって基本五百円くらいで買えるものだと思う。

 

ここのところの映像マラソン(ひたすらAmazon Primeカウチポテトになって映像をみつづけること)から、小さな幸せと日本文化について考える。

 

過去5年くらい、飯テロものドラマ ・脇役親父主役系ドラマと色々楽しい深夜ドラマ枠系のドラマにはまっています。

 

たとえば、「終電ごはん」からは、

卵かけご飯紹介があり、朝に珍しく炊飯器をセットして出かけた。

帰り道に新鮮な卵を買おうと冷蔵庫の中身を週末にほとんどつかい切ったことを思い出して、「五百円以内でちょっと食材を買い足そう」と思いたつ。

 

普段あまり、エンゲル係数を気にせずに、1日の食費を単身にもかかわらず千五百円から二千円使ってしまう自分からしてはそれがとてもゲーム感があってクスリとした。

 

しかも、むかし日本以外の国では鮮度の問題もあり、生で卵を食す文化がないという話を思い出していた。外国人にTKGの奥深さを紹介したら面白そうだ・・・。なんて考えていた。

 

そして、2本目の映像作品は「昼のセント酒」。前出の終電ごはんについては、正直つまらなくて、最後まで見たかったのだけれど、いわゆる深夜枠の30分ドラマってどのバイプレイヤーが、今回の主役なんだろうなんてそれを待つのも楽しい。

 

銭湯・つまみ、と酒。

 

これまた日本文化としてのお風呂文化を思う。正直、テルマエロマエも好きだけれど、セント酒の面白さはそこを超えていると思う。

 

B級趣味を追求する小さな幸せを日々に見いだす日本人と、それをコツコツ同じことを繰り返して誰に褒められるでもなく自己満足の域から、特殊な道のプロ(つぶしはきかないけれど、すきだからいいんだ)に達するというのは、美徳でも学校で習うでもなしに、日本人の特性だと思う。

 

昼のセント酒に至っては、その日の酒のつまみが何かもきになるし、そこに弾丸トリップしたい欲求もあるし、誰もが自分の町で似たことができるというのは一つのポイントだと思う。

 

もともと洋画好きから近年の邦画ブームにのっとって私も日本作品をたくさん見るようになったけれど、ここのところ30分ドラマの面白みは基本1回完結のストーリー展開は一緒、セリフも毎回決まったセリフが聞けるというこのルーティンがたまらなく気持ちがいい。

 

TKGと銭湯巡り。

 

これも、今後外国人に紹介してみたい文化だな~と思うのでした。

 

「飯テロ」ならぬ、「ケツテロ」なんて言われる昼のセント酒だけれど、決して戸次重幸のケツをうまそうだなぁと言っている話ではごじゃ〜ましぇん!