destiny is matter of choice

日々のこと、旅のこと。徒然なるままに。

疲れた時に考えていることを少し寝かせてから冷静に見てみよう

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10ヶ月以上前にブログに書かずに自分のメモ帳にただ書き連ねて、消化していた文章が出てきたので、振り返ってみる。

 

以下本文ーーーー

 

 

勤怠表を1ヶ月分まとめてつけて、自分の時間のほとんどが仕事に費やされていて愕然とした。

仕事は好きだし、自ら進んでやっているのだけれど、それ以外には自分には何もないのだなと最近感じることが増えている。

 

たとえば、早く起きた朝に、何もやることもないし、朝食を食べる習慣もないので、身支度を整えたら、会社にまっすぐ行ってしまう。

 

1時間あるから、~~してから行こう、とか、

カフェに立ち寄ろうという気分になれないのだ。

 

反対に夜はどうかというと、

仕事で疲れた後には外食も億劫でまっすぐ家に帰りたい。

 

自炊をする気も起きずにほとんどは惣菜を買って帰る。

受け身なこと以外はしたくない気分が大半なので、映像作品を見る。

 

能動的に何かをしたいという気が起きないのは、おかしいのだろうか?

 

これが続くと憂鬱が長引いてしまうので、アウトプットをしようと思う。

 

無趣味が進んで、受身体質が進んでいる。

 

これは、お一人様生活もはや4年目に突入し、日に日に内向的になっていく背景で、ちょっと 日常に慣れすぎて 攻めの姿勢が自分の強みだと思っていたのに、ここ3~4年進んだ好調サイクルからはずれてきそうかも・・・。とちょっと焦りを感じたことに始まる。

 

まず、始めたことは 休日にトレンドを感じるために街にでるようにしたこと。

カフェにいったり、普段自分がしない生活をあえて始めてみたいこと。

 

はまるかはまらないかを考えて、行動しないより、まず行動してはまらなくてもそういう世界があることを身をもって知ったことはゼロではないのだ。

 

やる気がでないことは無理にしない性格なので、インテリアの試験勉強も、大学のレポートもチケットをとりあえずとった上海旅行の計画も特にたてていない。

 

あることは好きなのだけど、日常的に住宅地に住んでいると公園に隣接していないと散歩に出たい気分にもならず、それも歩き旅という特別な年に数回の機会に甘んじている。

 

さて、本題に移るとそんな受身時間にはじめたことが1つとそれでもやっていることが2つある。

 

はじめたことは、1ヶ月に1万円分の書籍を買うこと。

 

以前kindle unlimited を購入してどんな活字でもいいと雑食だったと木もあったのだが、結果このタイトルが読みたい!思っても、ゼロ円でないと損する気分になって購入しない。そして読みたいと思った本を読まないというネガティブ行動をしていたので、unlimitedは数ヶ月前に解約していた。

 

まずは、実際に書店にいって紙の本を読む楽しさを取り戻そうと考えた。

 

映画にしても、本にしても私はアナログな偶然の出会いとか、ジャケ買いpopのおすすめ買いをするのが好きだ。

 

結果からすると、紀伊国屋書店の札幌店にいったのだが、日曜日の大型書店は、雑誌コーナーではなく、書籍コーナーに人がたくさんいてびっくりした。

 

私が書店が好きで足を運んでいたのは、コーチャンフォーの美しが丘店の5年近く前が最後だったのだけど、当時はアウトドア雑誌を見たくて、雑誌目あてで通っていて、そのコーナーが一番賑わっていたのだ。

 

書籍の販売数が減っている現代で、紀伊国屋書店の中では2Fのスタバよりも、店内の書籍コーナーに、またカフェスペースではない、ベンチに腰掛けじっくり本を読み込む人がたくさんいて正直驚いた。

 

読書っていい趣味なんだな~とおもいながら、私も様々なコーナーを歩いた。

 

・手芸

・レシピ本

・新刊・売れ筋紹介

・映画関係(レビューとか難しい漢字の映画論みたいのが集まったコーナーが好き)

 

この辺りは定番。

 

・書店系

(本好きの本好きによる本好きのための書店についての本などをまとめた一角)

ここは単純に本愛を感じるので、大好きだ。

 

そして、以前はビジネス系のコーナーもよくよっていたのだが、

今回特に足を止めたのは、写真集や画集、また芸術関係のコーナーだった。

 

北海道在住のイラストレータma2さんのサラリーマン画集。

 

私はオタクではなく、イラスト画集系や萌え絵というものとはかかわりなく生活してきたのだが、中年好みの今日この頃、何気なく開いた画集を気持ち悪いほどにニヤニヤしながら、最後まで見てしまった。

 

インテリアの関係から美的センスを磨きたいという思いが強いので、

美しいものにたくさん触れたいという考えとそれから旅をしたいと強く思わない縮こまった自分になりつつあるのが、嫌で世界の美しい風景をまとめた写真集は定価で三千円近くするものが多いのだが、これは自分への投資だと思った。

 

無趣味な人間が自己投資もせずにこの先もうだうだ過ごすことにはなりたくないという焦りから「1ヶ月1万円雑食に本を購入する」

 

10ヶ月後の今思うこと

 

いま振り返るとこの文章を書いた時の自分は、疲れている日々に、自分を変えなければと焦りながらも次の打つ手を探していたと思う。

とにかくトライアンドエラーで数を動けばいい。だけど、動くにはまず疲れていないことが大事だから、「自分時間」を取り戻すことが何より大事だ。

 

結果私は春からしっかりと休みをとる生活にシフトして、旅行にはあれから4回は行ったし、毎週のように札幌で食べ歩きを楽しむようになったし、大学のレポートを提出したり、ブログを継続していたり、読書ペースがあがったりしている。

 

これらのどれも、まずは時間を作ろうとしなければ、始まらなかったことだ。

 

もやもやはしているけれど、どこから手をつけていいかわからない。

 

迷子なら、まずは立ち止まって周りを見回して、自分の立っている場所を確認するために、「止まること」。

 

そこから始めよう。