旅をするときだけ、日記をつけている。
読み返すことはあまりなくて、アウトプットしながら、頭が整理されることの方が目的だ。だけれど、数年経って読み返したりするときに、日記って本当に面白いなぁと思う。
さして、人様にさらすようなものではないのだけれど、Macの容量がただただやばくて、メモを整理したい、という理由だけで、少しずつ小分けにしていく。
時系列の可笑しな旅日記。
ーーーーーーー2015/2/24の日記より全文(人名伏せ)
20150224
bayamo
午前中に郵便局へ行ったが、残念ながら手続きは明日になるとのことで空振りに終わった。地元のレストランへ行き、教会をみた。infotur(
観光案内所)でキューバ最高峰のトゥルキノ山の情報を仕入れたが、13kmの道のりで5km-8km地点の山小屋泊で68CUC(食事、小屋ベッド式、リネン、食事時の500mlの)山小屋が24名泊につきキャパ確認が必要。サントドミンゴまでのtaxi代は70CUCで2日がかりとの情報を得た。残念ながらAさんと都合をあわせてバラコア国立公園を目指すため、今回は見送った。ガソリンが1L1CUCのこの国でレンタカーとどちらで旅をするのがいいのか考えてしまう。それでも、写真などの情報を提供してもらえ観光案内所は非常に充実していた。また、植物やキューバのとりについてはバラコアの国立公園でも同じ物が楽しめるということだった。今日は久しぶりに移動続きを癒すための休日だ。バラコアはスーパーがあって、肉や食材がMN払いの価格で本当のキューバの物価をみることができる。駐輪場は自宅を改装してあり、ネイルやさんがたくさんある。洋服一枚が10CUC靴が、20CUCのこの国で美意識の高さを感じる。子供用のドレスやさん、DVDショップ、自転車のパーツ屋さん、家電用品店、靴屋さんの商店街などこれから元気になって行くキューバを見られたような気がした。郵便局や銀行の行列は相変わらずだけど外国人を先に通してくれるルールは相変わらずどこも共通だ。今日ははがきをおくったので、届くことを祈るばかりだ。バヤモはキューバ一好きな街だ。鉄道駅の前まで散歩をしたら、鉄道やキャンセルやらメンテナンスでほとんどが動いていないという。残念ながらサンチアゴまではワーワーになりそうだ。馬車乗り場に、鉄道を越えると観光客の踏み入れていない世界。駅前にならぶカフェテリア、家の中が暑いのでそとでぼんやりと過ごす人たち。日暮れまで野菜を売る荷台屋台のおばちゃんたち。昭和の日本のような人との密接さ。それ故の犯罪のなさ。昔世界中に当たり前に会った世界がここにはまだ残っている。そんな街に出会えたことがうれしい。今 旅に出ろという本を読んでいるが 自分の好きなことに人生で一番価値のある時間を費やすこと を感じている。本を読み、うまい食事をし、未知の世界に踏み込み、自分の知識と心を成長させる。旅を人生にすることは日本文化の中ではいけないことのように感じていたけれど、自分の貴重な時間を奴隷のような仕事に費やし時間を無駄にするくらいなら放浪をして自然の中に身を置くことがどれだけ素晴らしいことかと感じる。