2014年頃に受講していたストレングス・ファインダー。
destinyismatterofchoice.hatenablog.com
「もうすぐ受ける」とか言いながら、半年近く積ん読してしまいました。
一人の人間が受けた結果は数年でどのように変化するのか?
二度のテスト記録を比較してみます。
2014年の結果
- Intellect ion 考えるのが好き 内省
- Focus 他者に影響されない 目標志向
- Input よく学ぶ 収集心
- Futuristic 将来を具体的に見通す 未来志向
- Maximizer 最善を求めてベストを尽くす 全力投球 最上志向
2019年6月の結果
- Maximizer 強みをさらに昇華させ、他者をも導く。 最上志向
- Significance 自主性を重要視し、評価を大切にする。 自我
- Intellect ion 一人で頭を働かせて考えることを好み、洞察する。 内省
- Input 好奇心旺盛に、よく学ぶ。 収集心
- Activator 自ら意思決定し、行動から組織を活性化し、学び、成長させる。活発性
他者との関わりの中で、自我が強くなる反面、活発性特性で周りを巻き込み、最上志向で高い結果へとリーダーシップへの発揮をしはじめた。そのうらには、一人で自問自答し、学び続けることで活力を保ち続ける。
思い返すと2014年よりも2019年にかけては、自己を見つめ直す時間がたっぷりとありました。一人で過ごす時間がより増えたことで、独り者特性な素質がさらに伸びたことも結果から見受けられますし、2014年の結果を受けた際には未来志向が強かったので、「次はこの素質をどう生かすか」ということを文章化していました。
今は、地に足をつけてテスト受講前にある程度の結果が予見できます。自分の強みは熟知できるようになったので、日々の生活の変化が結果に現れて、大人になっても人は成長し続けることを身に持って体感できるように思います。
それは特に、体型が変化したり、体力や身体的なものは低下しても精神的には成熟を迎える中年期にさしかかってなお、ということなのかもしれません。
しかし、これからわかることは自己分析は若年のためのものだけでなく、青年期〜中年期の過渡期の世代にある30代にも有効だということがいえます。
私自身、10代の頃から苦手だった協調性や他者への影響を、社会的な立場に船頭してもらう形でまた以前とは異なった強みを見出し始めることにもなっていますし、そして30代の自己分析は中間管理職世代として部下の素質をいかに生かしてあげるか、という観点からも他者理解の前ステップは自己理解ですから、自分が自分にしてあげられるコミュニケーション教育の中でストレングス・ファインダーはとてもよくできていると再認識しました。
強みに着目するということは、「自身も他者もありのままの極端な部分もポジティブに認める」ということに他なりません。
また同じテストを数年後に受けるという行為は、定点観測として役立ちます。
たとえば、結果だけでなく、結果の受け取り方も自身が「自分一人だけをみつめていた2014年」から「社会や組織の中の自分が中心的見方の2019年」になっていることが、自身の感想からわかります。
強みの変化、というよりは数年歩んできた道の振り返りと、成長したね、というご褒美の認識のプレゼントになります。
こういった、自己認識テストには、前提がつきものですが、強みに着目して明日も楽しい1日を過ごしてゆきたいものです。