destiny is matter of choice

日々のこと、旅のこと。徒然なるままに。

日記:2015年7月29日

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6年前の日記。

断捨離しようとおもって、データに文字起こし。

 

6年前の今頃、私は、何を考えていた?

 

 

今日は単休だ。いつも通り、朝はゆっくり目に起きて朝シャワーと朝食をすませた。部屋の片付けをして、図書館へ行った。rさんのおすすめを含む5冊を8月前半図書として、あとは当別まで自転車を走らせた。片道25km、4時間合計くらいで気軽なコースだと思って選んだが、当別つながりでIのことを感がていく道を走った。私の記憶の当別は趣のない田舎のイメージだったのだが、江別側から入る当別は高いアパートや白石駅の様な新しく立派な駅舎など、新しく開拓された部分が多く昔来たのがこんな街だったかと思えるほど変わっていた。

夜はIさん宅での夕食にお邪魔した。イギリス人で同い年、日本での1年のワーホリを終えて、今日ゴールを迎えたジェニーはユニークで等身大な素敵な女性だった。

東南アジアにも1年近くいたという彼女は、日本で自転車を購入し、青春18きっぷで成田に向かったり旅のギアがほとんどかりものだったり、と手も旅なれていて彼女の爆グラウンドが旅のスタイルによく表れていた。

最後に恩田陸の「夜のピクニック」からの一節

 

そこに林檎があるとわざわざ口にしなくても、林檎の影や匂いについてちらっと言及さえしていれば、林檎の存在についての十分な共感や充足感を得られるのだ。むしろ林檎があることをくちにするなんて、わざとらしいしいやらしい。そこに明らかに存在するりんごを無視するふりをすることで、彼らは一層共感を深めることができる。しかし時にどちらかが林檎の存在を口にしなければならないことがある。その時に、もうひとロイがどうすべきなのかが試される。