destiny is matter of choice

日々のこと、旅のこと。徒然なるままに。

【旅日記】四国遍路 2020/4/6

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旅をするときだけ、日記をつけている。

 

読み返すことはあまりなくて、アウトプットしながら、頭が整理されることの方が目的だ。だけれど、数年経って読み返したりするときに、日記って本当に面白いなぁと思う。

さして、人様にさらすようなものではないのだけれど、Macの容量がただただやばくて、メモを整理したい、という理由だけで、少しずつ小分けにしていく。

 

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4/6 Day28

-27 13km

-26 +31km 44km

民宿うらしま4000

0887231105

電話ok

7:00-17:15

快適な一日。黒潮の向きもあり、向かい風が続く。海、遍路道のバランスが良かった。27ばんで荷物を下ろして、自転車を押して登る大学生と一緒になる。4月の学校が休校だからというけど、今東京から来たんだ。人懐こい。大学生でも車遍路などをする人はいるとのこと。そのあとも平日なのに、すれ違う人は増えている。田舎だから気がゆるい。ジオパークでピクニックランチ。天気だと屋根がなくて、気持ちの良い場所でランチができる。海辺のおしっこですら、気持ちがいい。しらぬひというデコポンのお接待。26のお寺では、住職にジオパークの活動、遍路の歴史、奉仕は無償であるという考え方、いろいろなお話が聞けた。元罪人でも、旅人は新しい文化を点にとどまる人に提供する。だから、そういった遍路にも四国の人は優しかったという。高知は、お接待が多いという。また、四国の人は、経済や観光が発展することをあまり望んでいないよう。それは、やはり遍路の修行的意味合いが薄れるからなんだろう。田舎の自然から学ぶ知恵、一次産業による生き残り力、都会が田舎から学びたいことがたくさんある。50分近くの長話。こういった余裕の時間を持っても、早く歩ければ、楽しめる。泊まる民宿の前で、遍路小屋でキャンプする外国人カップル、ジュリーと、クリスに会う。やはり、ワーホリ組だという。いよいよ、明日は室戸岬。終わりが待ち遠しくなって数日。自信と謙虚のバランスを。