destiny is matter of choice

日々のこと、旅のこと。徒然なるままに。

【旅日記】四国遍路 2020/4/7

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旅をするときだけ、日記をつけている。

 

読み返すことはあまりなくて、アウトプットしながら、頭が整理されることの方が目的だ。だけれど、数年経って読み返したりするときに、日記って本当に面白いなぁと思う。

さして、人様にさらすようなものではないのだけれど、Macの容量がただただやばくて、メモを整理したい、という理由だけで、少しずつ小分けにしていく。

 

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4/7 Day29

-25 4km

-24 +7km 11km

+17km 28km

+17km 45kmお遍路ハウスひるねざと野根2000

7:00-17:30

どう宿のおじさんも逆だった。昨日の外国人二人に声をかけて出発。宿泊クーポンが今年も出るそう。うらしまは、歩き遍路さんが立地的に多いという。24灯台に寄り道。ムシアからフィニステラみたい。

午後が長いとモチベーションの維持について考える。青看板に徳島が出て、今日中に100キロを切れることカウントダウンしていた。ローソンもない。なので、夫婦岩ドライブインでレストランご飯をモチベーションにすすむ。苗字違いの二人が夫婦岩向で営むドライブイン。訳ありっぽい。朝どれのブリ刺身、煮付け、おばんざい四種、レモンを絞った味噌汁がうまい!コーヒー☕️百円割引のお接待。トイレ休憩、最長距離を目指す。だいぶ走れることが増えた。すれ違い、やっぱり4月になって倍になった。平日なのに、十人を越える。逆は皆さん、数日ブリだという。そもそも、東なので、夕方は山の影で暑くないけれど、虫がよく泣き、ふえたし、歩いていると日焼けも、帽子を濡らすくらい、暑い。やはり、3/1-4/7おわりくらいが理想に感じた。

事業のために早く帰りたいと思うこと、そのためになるオーディオをきいたり資料を宿で読むこと、戻っても歩きと同じくらい7:00-17:00で仕事に打ち込む。野根まできた。東洋町は田舎だ。半農半漁。唯一のスーパーは、充実の品揃え。ガッツリアイスやらおやつやら。こういうのも、必要。病院が40km先とか、高知は西は人が多く、東は過疎が進み、どこまでみせがつづくか、と。水田に農村の家、海と、山と、桜と、すごく美しいのに。たしかに、室戸は海洋深層水押しだったけど、産業らしきがない。市町村合併でも、徳島に貧乏だから、メリットがないと断られたそう。家が50-100万で、サーファーが欲しがるという。ドライブインでも、野根の飲食店や民宿が無くなったといっていた。室戸も人口が四万から一万に減ったという。四国、厳しいなぁ。桜がちって、お金が降って見えたのに。カミーノより、海沿いで綺麗なのに。やりようで、もっと栄えられるのに。そんなふうに思う。お宿は、営林局の昔の職員住宅。清掃されてなさに、ドン引きしたけど、思えば水、電気、シャワーがある。許認可がないというが、ここに宿があったから、私も頑張ってこれた。善根的な場所。一度は、遍路らしいところに止まれたということで。wifiは公民館で。奥さんが夕飯を差し入れてくれた。どんだけ、暖かいのよ。炬燵に、扇風機、布団、電子レンジまでおいてくれて。遍路は、民宿スタイル、と思ったけど、衛星が保てるなら、アルベルゲ風もやっぱり必要なんだな。ボランティアだから、遍路が増えないけど、この暖かさは過疎と一緒になくしちゃいけないんだろうなぁ。