destiny is matter of choice

日々のこと、旅のこと。徒然なるままに。

【旅日記】四国遍路 2020/4/12

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旅をするときだけ、日記をつけている。

 

読み返すことはあまりなくて、アウトプットしながら、頭が整理されることの方が目的だ。だけれど、数年経って読み返したりするときに、日記って本当に面白いなぁと思う。

さして、人様にさらすようなものではないのだけれど、Macの容量がただただやばくて、メモを整理したい、という理由だけで、少しずつ小分けにしていく。

 

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4/12 Day34

7時には10番!

-10 8km

-9 4km 12km

-8 3km 15km

-7 4km 19km

-6 2km 21km

-5 6km 27km

-4 2km 29km

-3 5km 34km

-2 3km 37km

-1 2km 39km

1-2ならお遍路ハウス一番門前通り2800

6:20-17:20

ほぼ、平坦。でもお寺が多いので、あきない。今日中に全て打てるか、そればかり考えていた。和歌山まで行きたい気持ちもあった。札幌に早く帰りたいのだ。9番の前で、草餅。カーボローディング。雨と風邪で最高気温も一桁だし、とにかく着込んでも寒かった。ホットドリンクでなんとか。寿にかおおだしたくて、日替わりランチで立ち寄る。ここの卵焼きと、お惣菜、やっぱり、美味しい。はじめの宿だし、お礼状くれたし、よったけど、また満願手拭いをいただき、若女将の仕事ぶり、味、宿の質。ここ、好きだ。今日のお寺は、どこか初めだけ打つ人が多いせいか、華やかでお金を持っているお寺が多い印象。数日前から、宿を当日予約スタイルにしたけど、今。生きている感じ。納経は、どうだろう。感動とか、信心深さは、正直、ない。2番の極楽寺で時間切れ。ここも、4/1から宿坊をやめたそうだ。相部屋で質素な宿坊は、民宿に負けるよう。文化について考えさせられる。お遍路ハウスに電話。140回の先達、高野山の尼さんは、ウンチクたくさん。部屋、汚い。何故かいきなりご飯。サラダちんするとか、いい人だけど、この人もまた四国の押し付けボランティアだ。またか。お遍路ハウスの始まりはわかった。いかに、営利がここには入ってこれないかもわかった。四国にきて、遍路宿をやる外ものは、ほかでは生きていけない系の人たちだな、と思った。ここにはここのやり方がある。いいことも、悪いことも。お寺通しのしがらみ、田舎の面倒くささ、深くにはやはり宗教文化が根強くあり、まだカミーノみたいにはなっていかないと私は思った。そもそも、足並みそろわずに、ボランティアも個人どおしが自分が一番と思い、そのやり方でないものを遍路にたらたら、話をするのは正直迷惑だ。個人で回るのがいい。私は、次は宿をとらずに、宿を取るならお金を払う価値のあるしっかり営利経営しているところを選ぶ。今日は、人に合わなかった。最後に、それも一向。今日、全て回らないのも、明日の感慨深さ?のため?

私にとっては、仏教を学べたこと、遍路文化、四国の風土を学べた機会だった。体力や考え方は、良くなったと思う。けれど、それはお接待のおかげではなく、歩きと自然と、お寺のある目的、ゴールのあるおかげ?とか。

大師のエピソードは、奇跡性が多くて信じるか、というとそれは、お話の世界のように思った。

歩くのは、1番の寺で終わりでいいと決めた。徳島港へも、交通機関。やることは、終えつつも、早く再開することの方が大事。四国ボランティアのような非現実な世界でなくて、私は営利で地に足つけて生きていく。

今日の宿のおかげで、高野山の安い宿坊はみつかったので、そのご縁には感謝し、宿坊も楽しもう。