destiny is matter of choice

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【読書メモ】エーリッヒ・フロム 愛するということ

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愛するには、人として成熟する必要があるので、努力を要する。

謙虚であること、一人でなく、隣人を愛すること、勇気と信念が必要である。

 

知らなければ、愛せない。

行動しなければ、理解できない。

 

愛は技術である。それは、訓練により修得できる。

受動的に愛されるかではなく、能動的に愛することである。

生きることもまた、技術である。

理論に精通し、知識を多く吸収し、練習に励む。

 

能動的に、与える。

見返りを求めると、見返りがないことで騙されると感じる。

犠牲を払うから、美徳であるという考えは誤りである。

与えることは、自身の豊かさを再認識する機会である。

 

愛するためには、自力で愛を与えようという勇気が必要である。

与えようとする行為で、すでに自身も成長を与えられている。

 

愛とは、愛するものの生命と成長を積極的に気にかけることである。

 

愛の種

兄弟愛:あらゆる他人に対する責任、はkりょ、尊敬、理解

母性愛:生きていく喜びを子に与える。ともになるのではなく、成長し、離れてゆくことを望む。

異性愛:一人の者と融合を切望すること。排他的であり、普遍的ではない。

自己愛:自分の個性を尊重し、愛し、理解することは他人を尊敬し、愛し、理解することに通づる。

人を責めるときは自分を非難している。

 

意識的に与えることで、行動から気を正すことができる。

 

愛の習練

習練には、規律が必要であり、忍耐がいる。閣下をすぐにもとめず、習得に最高の関心を寄せること。

1。迷走する

2。何をする時も集中する

3。自分自身にアンテナをはる

4。成熟した青写真をいきいきと維

5。ナルシズムを克服する、ために、反対の客観性を身につける

6。信じる

ヴィジョンをつくり、仮説をたてて、理論を導く。

7。信念を持つための、勇気を持つ。

8。能動的に動く

家庭にも、友人にも、見知らぬ人にも、仕事にも、垣根なく愛を注ぐ。

 

愛の可能性を信じること。

愛は、技術である。